FD700 & FD800 超音波探傷器 - 特長

 

FD700 & FD800 Tool Kits

 

 

Zero Crossing

ゼロ交差

 

ゲート内のパルスのフランクが検知されますが、次にX軸と交差する位置の値が測定値になります。超音波による探傷の最も一般的な測定法です。

Flank

フランク

 

ゲート内のパルスのフランク(側面)が検出され、その位置の値が読み取られます。

 

 

 

 
Peak

ピーク

 

ゲートとパルスの交点が検知され、次のピーク(上昇が止まり下降し始める位置)の値が読み取られます。

TCG

TCG

 

異なる距離にある同様の欠陥(反射源)を検出する感度がほぼ同じになるように、距離が長いほどゲインを大きくします。

 

 

 

 
DAC

DAC

 

距離振幅補正曲線(DAC)を生成し、異なる深さにある同じ寸法の欠陥を比較します。

AWS

AWS

 

AWS(American Weld Standard)D1.1(米国溶接協会規格、一般溶接構造基準)に従って欠陥の寸法を自動的に算出します。

 

 

 

 
DGS/AVG

DGS/AVG

 

基準となるDGS線図から欠陥の寸法を自動的に算出します。

   

  

 

FD700 & FD800 測定方法

 

 

パルス・エコーモード(PE):
標準のモード。トランスデューサのプローブの先端から、密度が変わるところ(通常、試料の反対側の面)までの距離を示します。孔や傷の検査に適しています。
   
温度補正付きパルス・エコーモード(PETP):
PEモードと似ていますが、温度変化による測定値の変動を補正します。 
   
エコー・エコーモード(EE):
ThruPaint™モードともいいます。試料の塗膜の厚さは含まず、素地の上面から密度が変わるところまでの距離を示します。
   
エコー・エコー検証モード(EEV):
反射波を3つ比較します。主に、塗膜による誤差をなくし、複数の層からなる試料を測定するときに使用します。
   
膜厚のみモード(CT):
試料に塗られた塗料の厚さを示します。
   
パルス・エコー膜厚モード(PECT):
素地の厚さ(PE)と膜厚(CT)の両方を示します。

 

 

FD700 & FD800 表示モード

 

 

CG70 B-Scan

数値表示 :

すべてのモデルに搭載されている標準モード。試料の厚さをミリメートル(MM)またはインチ(IN)単位で表示します。

 

スキャンバー表示:

読み取り値の変化を目盛の付いたバーで示します。目盛の大きさを調節できるので、試料の厚さの微細な変化を観察するのに便利です。

 

Bスキャン表示:

試料の厚さを2 次元の断面図で示します。相対深度の分析に適しています。

   
CG70 A-Scan

Aスキャン表示、全波(RF):

試料からの反射音によって生成された正弦波(振動)を示します。完全な波形が表示されます。

 

Aスキャン表示、正半波または負半波:

完全な波形(RF)の正負どちらの半波を表示するかを選択できます。この半波整流(RECT)画面には、伝播時間と振幅が示されます。

 

 

DAC

探傷モード:

さまざまな材質の試料のポロシティや傷、混入した異物、ひびを見つけたり、溶接部を検査したりできます。 超音波を縦波から横波に変換し、試料に対して斜めに入射します。傷の種類や位置に応じて、超音波が伝播する方向を調節できます。

 

 

FD700 & FD800 特長

 

繰り返し性と安定性のインジケーター
画面の左上隅に表示される小さな縦棒。6本すべての棒が点灯し、表示される値の下一桁が変わらなくなると、測定が安定しているという意味です。

 

高速スキャンと最小値の表示モード
画面表示のリフレッシュレートを上げ、試料の上でプローブを動かしながら測定できるようにしたモードです。読み取られた値のうち、最も小さな値がスキャン 完了時に画面に表示されます。この機能は、制限値のアラームモードと一緒に使用できます(ただし、モデルによって異なります)。

 

差分モード
あらかじめ一定の厚さの値を設定しておきます。測定時に、その値と実際の値との差(プラスまたはマイナス)が示されます。

 

制限値のアラームモード
厚さの上限と下限を設定できます。この範囲外の値が測定されると、LEDが赤く点灯し、警告音が鳴ります。緑のLEDは、測定値が範囲内であることを示します。

 

Vパス補正V Path Correction

プローブ(トランスデューサ)には、水晶振動子が2つ(発信用と受信用)内蔵され、発信部と受信部が防音材で分割されています。片方の振動子から発信された超音波がV型を描いて、もう片方の振動子に戻ってきます。
このパスは直パスより若干長いので、正確な厚さを割り出すためにVパス補正が行われます。